
早いものでもう2月。先月の調査からあっという間です。という訳で・・・
2月の野鳥調査に同行させてもらいましたので、ご報告です。(現在cocorotoは冬休みです。春までcocorotoの活動報告はお待ち下さいね(^^;)
さて、昨日までの雨も上がり曇り空の朝になりました。
午前6時40分野鳥公園スタートです。
山の頂上付近には、霧が立ち込めています。
曇り空なのでいつもの朝より少し暖かく感じました。といっても気温は1℃。。。。
雨の後は動物達の活動も活発になるとのこと。元気のよいさえずりと鹿の鳴き声が、森の周辺から聴こえてきます。
植物達は、春を迎える準備が始まり、
花芽、葉の芽も少し膨らんできました。
こちらは、「アセビ」ツツジの仲間です。この植物は、『馬酔木』とも書くように木全体に毒があるそうです!
雨の影響なのかキノコ(キクラゲ)が大きくなっていました。
半透明な姿、質感が蝋のようですね。
野鳥公園の次は、河原の調査です。この辺りは近年工事の車が出入りしてだいぶ様子が変わりました。鳥達に必要な生活の場が減ってしまったのは残念なことですね・・・・
しかし、河原から望む山々は奇麗です。
河原でも沢山の野鳥が観察できました。
川の上を飛ぶ3羽の「カワアイサ」を発見しました。顔の色が濃い雄一羽に雌2羽でした。
寒い地域から飛来したようです。
遠くの鉄塔には、大きい鳥がいました。
ず〜っと、鉄塔の上にいます。
もしやクマタカ?(わくわく)、それともトビ?
じっと観察していると飛び立ちました!
トビでした〜(^-^
悠々とした姿はいつ見ても立派。山の中に消えて行きました。
河原には、鹿の足跡と共に食痕が沢山残っていました。
樹皮の内側の白く柔らかい部分を好んで食べるそうです。幹には、鹿の前歯の後も残っています。近年河川に増殖中のニセアカシアの木も食べています。
夜間に河原へ降りてきて、群れで食べたのかもしれません。
草が生える春までは、このように白く樹皮の剥けた幹の姿をよく見かけます。
今回、同行して色々観察してますと、春も近づいてきたのかな〜と感じました。
人も動物も春の芽吹きや新緑が楽しみです。(でも〜、花粉症の方には、厳しい季節ですね、あ、杉が茶色くなってきてました^〜^ぶるぶるぶる・・・・・)
本日観察できた野鳥は、
ジョウビタキ、カケス、メジロ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、キジバト、カワラヒワ、カシラダカ、カワアイサ、アトリ、トビ、ヒガラ、コゲラ、etcでした。
今回も野鳥公園の井上さんに大変お世話になりました。
2/25(土)10:05〜11:20 NHK「土曜マルシェ」に井上さんが野鳥ガイドで出演されます♪
詳しくは、こちらをご覧下さい。↓
NHKの取材が来ました!http://salpsyacho.seesaa.net/article/249696287.html
井上さん、来月もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、皆さんも冬鳥に会いにいらっしゃいませんか?他にも素敵なツアーや企画が沢山あるようです!!!詳しくは野鳥公園のブログでご覧下さい。→http://salpsyacho.seesaa.net/
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