
今日は、南アルプス邑野鳥公園の野鳥調査へ参加させて頂きました。
午前6時25分やませみ橋のたもとに集合。
昨夜の雨もあがり、とても良い天気です。
今回は、井上さんと鹿の研究をしている学生の方との3人です。
まずは、野鳥公園内を調査!!
森の中を歩き野鳥探し、、、多くの鳴き声が聴こえてきます♪
遊歩道を逸れて斜面の木や植物の様子も観察しました。
杉や桧の根元に付いた鹿の歯形や熊の爪痕発見!
早川町の紅葉は、まだまだ奇麗です。
午前7時50分から場所を新倉林道へ移して野鳥調査を続けます。
林道の周りは、一段と紅葉が美しい!
丁度、シデの木の葉が見事に赤くなっていました。
鳥の声を聴きながら紅葉も楽しみます。
こちらは、染め物に使用する「クサギの実」です。
奇麗で面白い形をしています。
和名 : クサギ(臭木)
科名 : シソ科(クマツヅラ科)
葉に独特な匂いが有り、臭い木から「クサギ」の名が付いた様です。
こんな物も発見!巨大な猿の腰掛けで、
直径は、60センチ位ありそうです。
こちらは、カマツカの木の実で、
味は、ローズヒップに似ています。
幹は、硬く丈夫なので鎌の柄に利用されることから、
カマツカとの名前が付いたそうです。
鎌柄(バラ科カマツカ属)
また、別名のウシゴロシは、
「牛」の鼻輪を通す為の穴を開ける道具を作るに適した
材質なのでその名前が付いた様です
林道を下る頃には、風が強くなり枯葉が空に舞っていました。
くるくると周りながら飛んでいるのは、ケヤキの小枝です。
枝には種が付いています。
今年、ケヤキの葉は紅葉せず秋前に萎れました。
それは、種を風にのせて遠くへ飛ばす準備だったと知り、
自然の持っている生命力に感動しました。
こちらが、風に乗って飛んで来た、ケヤキの枝です。
葉の付け根に小さな種が付いています。
この小さな種があの大きなケヤキに育つそうです!
本日観察できた野鳥は、
ホウジロ、ヒヨドリ、エナガ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、
ミソサザイ、コゲラ、キクイタ、アオゲラ、トビ、ソウシチョウ、etcでした。
野鳥公園の井上さん、今日もありがとうございました。
12月もどうぞ、宜しくお願い致します。
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