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2011年11月

『この想いを託して〜クリスマス・メッセージカード展』

Cocoroto12

東日本大震災で被災された方々へ贈る“はやかわの子どもたち”からの、
『この想いを託して〜クリスマス・メッセージカード展』
            2011年12月3日(土)〜 11日(日)☆ 会期中無休

 今年は、3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害がおこり今もなお多くの方々が苦しみの直中に居られます。私達が住む早川町においても、台風よって各地域に被害が続出しました。多くの大人達にとっては意気消沈する出来事が続く昨今ですが、こうした中にあっても、子供達には未来に希望を持って歩んでもらいたいと思います。今年、はやかわのこども達は、東日本大震災で被災された方々へ応援メッセージを添えたクリスマスカードを作りました。こども達は、メッセージカードを作りながら、身近な人達の事を想ったり、自らの未来に果敢に立ち向かう勇気を感じたりしたのではないでしょうか。小さなメッセージカードは、こども達が未来の日本へ宛てた想いでもあります。こども達からの応援メッセージが多くの人の心に届きますように。
クリスマスメッセージカードは、展示の後、被災された東北の方々へ寄贈します。

出品者/早川町の子どもたち(小学生、中学生)
作品/クリスマスメッセージを描いた作品を会場に展示します。
展覧会終了後に東日本大震災で被災された方々へ作品を寄贈します
協力/早川北小学校、早川南小学校、早川中学校
企画/はやかわ創造空間COCOROTO

今年最後の展覧会です!

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

開館時間:午前10時〜午後5時まで
お問合わせ先:COCOROTO倶楽部事務局 0556-45-2770

〒409-2713   山梨県南巨摩郡早川町保1525   

はやかわ創造空間COCOROTOへの地図です。
拡大してご覧ください。

cocorotoの地図

 

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今年、最後の展覧会に向けて!

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明日から12月ですね、はやかわ創造空間COCOROTOも、
次の展示が、今年最後の展覧会になります。
先日のCOCOROTO運営会議では、12月に展示する、
子供達の作品をみんなで観ながら展示内容の確認をしました。
とても素晴らしい作品が沢山集まっています!
師走でお忙しいでしょうが、是非とも会場へ足をお運び下さい。

会議では、今年一年の展覧会内容などについても話し合いました。

良かった所は、展示された方々の作品に対する愛情を感じ、そのお力を借りて微力ですが早川の魅力を発信出来た事。観に来て頂いた方々には、感想や励ましのお言葉を頂く事が出来た事です。

問題点としては、もっと多くの人に会場へ来てもらいたい!その為に出来る事は何が有るか、まだまだ克服する課題は、山積みです、、、
来年は、どんな良い展覧会が出来るのか!
楽しみながらCOCOROTOの運営出来ればと思っています。

12月3日(土)から始まる、
「はやかわの子どもたち作品展」

東日本大震災で被災された方々へ贈る“はやかわの子どもたち”からの、
『この想いを託して〜クリスマス・メッセージカード展』
        2011年12月3日(土)〜 11日(日)☆ 会期中無休

どうぞ、宜しくお願い致します!

                        COCOROTO倶楽部

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早川の秋/紅葉と野鳥調査です!

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今日は、南アルプス邑野鳥公園の野鳥調査へ参加させて頂きました。
午前6時25分やませみ橋のたもとに集合。
昨夜の雨もあがり、とても良い天気です。

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今回は、井上さんと鹿の研究をしている学生の方との3人です。
まずは、野鳥公園内を調査!!
森の中を歩き野鳥探し、、、多くの鳴き声が聴こえてきます♪
遊歩道を逸れて斜面の木や植物の様子も観察しました。
杉や桧の根元に付いた鹿の歯形や熊の爪痕発見!

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早川町の紅葉は、まだまだ奇麗です。

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午前7時50分から場所を新倉林道へ移して野鳥調査を続けます。
林道の周りは、一段と紅葉が美しい!

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丁度、シデの木の葉が見事に赤くなっていました。
鳥の声を聴きながら紅葉も楽しみます。

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こちらは、染め物に使用する「クサギの実」です。
奇麗で面白い形をしています。

和名 : クサギ(臭木) 
            科名 : シソ科(クマツヅラ科)

葉に独特な匂いが有り、臭い木から「クサギ」の名が付いた様です。

 

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こんな物も発見!巨大な猿の腰掛けで、
直径は、60センチ位ありそうです。

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こちらは、カマツカの木の実で、
味は、ローズヒップに似ています。
幹は、硬く丈夫なので鎌の柄に利用されることから、
カマツカとの名前が付いたそうです。

鎌柄(バラ科カマツカ属)

また、別名のウシゴロシは、

「牛」の鼻輪を通す為の穴を開ける道具を作るに適した

材質なのでその名前が付いた様です

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林道を下る頃には、風が強くなり枯葉が空に舞っていました。
くるくると周りながら飛んでいるのは、ケヤキの小枝です。
枝には種が付いています。
今年、ケヤキの葉は紅葉せず秋前に萎れました。
それは、種を風にのせて遠くへ飛ばす準備だったと知り、
自然の持っている生命力に感動しました。

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こちらが、風に乗って飛んで来た、ケヤキの枝です。
葉の付け根に小さな種が付いています。
この小さな種があの大きなケヤキに育つそうです!

本日観察できた野鳥は、
ホウジロ、ヒヨドリ、エナガ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、
ミソサザイ、コゲラ、キクイタ、アオゲラ、トビ、ソウシチョウ、etcでした。

野鳥公園の井上さん、今日もありがとうございました。
12月もどうぞ、宜しくお願い致します。

南アルプス邑/野鳥公園はこちらからどうぞ↓

山梨県早川町・南アルプス邑野鳥公園のブログ

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あけび蔓籠作り体験教室開催♪

今日は、朝から快晴!昨日までのぐづぐづ天気はどこへやら。。。あけび蔓籠の体験教室が開催されました。
今年は雨による被害が色々あったので、昨日まで少々ナーバスになっていたのですが、
開催を危ぶむ私の弱気発言に伊勢子さんの『だ〜いじょぶ、だ〜いじょぶ♪這ってでもいってあげるから心配しない!』という心強いお言葉を頂き、おかげさまで雨雲も吹き飛んでいってしまいました(^o^/

という訳でこうして多くの方にご参加頂くことが出来ました。
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先生が今日の為に今回作る籠のテキストを作ってきて下さいました。

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使う材料は、細長いあけび蔓と芯になる太い蔓8本。奇麗にまとめてきて下さいました。

こちらの蔓は伊勢子先生が旦那さまと一緒に採ってきてくれたものです。木に絡んでいる物ではなく、地を這っている蔓がまっすぐで しなやかで籠作りに向いているそうです。
それぞれ、太さ、長さ、節の様子が違うので、世界に唯ひとつの籠が出来るはずです。

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中央奥にいらっしゃるのが、今回のあけび蔓籠作りの先生。望月伊勢子さんです!
手前には、お手伝いで辻先生が来て下さいました。
蔓がそれぞれ違うので、やはり口で説明するのが難しい部分が沢山あります。
各先生が実践で見せて下さいながら、マンツーマンのご指導です。

編み始めが少々難儀ですが、コツを理解してくるとだんだん編むスピードが上がってきます。
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籠らしくなってきました♪奇麗!

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ある程度の大きさになってくれば、仕上げに入ります。フレームを仕上げて(これが結構難しそう・・・・)
取手をつけます。ここに皆さん意外と苦戦されていました。全体のバランスを見ながら、かっこ良く、丈夫に作るのは根気が必要と判明(^^;

なんとか形になりましたが、もっとゆっくり仕上げたい方はお家に持ち帰って仕上げることになりました。

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作業終了後は伊勢子先生から皆さんへ サプライズプレゼント。
手作りのお寿司を先生作の大きなあけび蔓籠に盛って出してくれました。
お寿司も奇麗!お〜いしい♪籠にこんな風に盛りつけると素敵〜!と歓声が上がりました。

皆様楽しんで頂けましたでしょうか。また機会がありましたら是非ご参加頂ければと思います♡

伊勢子先生、伊勢子先生の旦那さま!辻先生!今日は本当にどうもありがとうございました!!!


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里山から生まれる素敵な小物たち展

きょうは、秋の植物で飾った素敵なあけび蔓籠をご紹介しましょう!
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みだれ編みで作られたあけび蔓のバスケットを天井から
吊るして、ライトを入れました。夕方近くなって外が暗くなってくると
背後の白い壁に蔓の影が広がり幻想的です。
その後ろに飾られた紅葉も一緒に影が揺れます。

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花籠バスケットには、マリーゴールドと蔓植物。
マリーゴールドも花の開花時期が長く楽しめる花ですね。
昨夜から空気がぐっと冷たくなってきたので、そろそろマリーゴールドも
終りに近そう・・・・

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上にひゅっと伸び上がった形が素敵な籠です。

『ほうずき』 を飾ってみました。
鮮やかなほうずきの色が枯れた秋の景色の中で目に映えます。
その後ろは、『むらさきしきぶ』もう葉を落とす準備をしていて水を吸い上げる力が弱いのですが、葉が落ちても残る この紫色の実は鮮やかな色合いのまま奇麗です。
この季節の実は奇麗な色合いのものが多いので籠に飾って楽しむ素材が里山のあちらこちらで見つけることが出来ます。

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里山から生まれる素敵な小物たち展

小雨が散らつく今日のような日には、秋がぐっと深まるような気がします。
さて、今日から始まりました『里山から生まれる素敵な小物たち展』。

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本日は、陶器の作品を少しご紹介致しましょう!
作者は、早川町在住の久村真代さんです。
久村さんの作品を10数年前に初めて拝見した時、男性作家の作品かな?
と感じた程に、力強い迫力があります。ですが同時に
器の表面には、女性らしい繊細な筆運びで描かれた文様や装飾が
施されているので、ダイナミックさと繊細さを合わせ持つとても魅力的な作風です。

 

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こんなドット使いの可愛い器もあります。
こちらは、たっぷり容量があるマグカップなので、
これからの季節、たっぷりめに入れたミルクティーやカフェオレ、
スープで暖まりたいですね〜♪

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河原で見つけたウメモドキを生けておいたら、今朝には弾けて中から鮮やかなオレンジ色の実がいっせいに顔を覗かせていました(^-^

この植物を生けると 秋だなあ・・・・・と感じます。

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里山から生まれる素敵な小物たち展

11月の展覧会『里山から生まれる素敵な小物たち展』いよいよ明日6日から始まります!
会場いっぱいに素敵な小物たちが集まりました。あけび蔓籠は、ライトアップしたり、陶器や秋の植物を飾って見応えあります。そして今日は展示場のあちらこちらに可愛らしく点在している『さるぼぼちゃん達』をご紹介します。
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作者は、早川町に在住の久村祐教さん。
写真を見て頂くとお気付きかと思いますが、このさるぼぼちゃんたち、もの凄く小ちゃいのです。なんせ、このクローバーの草むらに隠れてしまうくらいの大きさで、野いちごの葉っぱくらいの可愛いお顔がついています。その子たちが遊んだりおしゃべりしたり、よじ上っているのは、早川の流木です。遊教さんのこだわりは細部にまで及んでいます。さるぼぼ達が着ている着物は、遊教さんが長く大切に持っていた古布で出来ています。
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また流木もさるぼぼ達が生き生きと動きまわるように、ストーリーを感じるように『良い流木』を徹底的に探しています。

だからひとつひとつがきゅっと引き締まった造形美を持っていて、いつまでも眺めていたくなるような『さるぼぼ』なのであります。そしてあたかも自然の中にいる精霊か妖精たちが
遊んでいるかのようです。

『さるぼぼ』は、猿の赤ん坊という意味ですが、『災いが去る(猿)』、『家内円(猿)満』など縁起の良い物とされ、昔からお守りとされてきた飛騨地方発祥の人形です。そうそう、こうした理由からひとつの流木は、基本9匹(人?)のさるぼぼで構成されています。その心は『苦がさる』です♪

来年に向かって、こんな縁起の良いかわゆい『さるぼぼ』ちゃんをお家に迎えてみませんか?お友達や大切な方への贈りものにも喜ばれそうです。

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